2009年03月12日

OSCARS 2009〔2009年アカデミー賞〕

去年のオスカー・ナイトも、ロスの友人の家に皆で集ってテレビを何時間も楽しんで観ました。そのグループに、ある日本人の映画監督の方がたまたま参加して、一緒に楽しんで観ていたのです。オスカー授賞式が始まる前に、役者さんたちがレッドカーペットを歩いていく風景がテレビに映し出されました。その時、その監督が「来年、僕があのレッドカーペットを歩けたら」とおっしゃいました。

なんと、まさにその通りになりました! その方は滝田監督だったのです。

去年試写会で『おくりびと』を観せて頂いた時に、これはフィルムフェスティバルで必ず賞をもらえるはずだと滝田監督に言いましたが、その後この映画はモントリオール映画祭でグランプリを受賞しました。そしてまた偶然だったのですが、去年9月、アップスアカデミー10周年記念特別講演で招待しましたマーク・ライデル氏がこの映画祭の審査委員長だったのです。その時ちょうど『おくりびと』のpremiereがあり、来日していたマーク氏が劇場挨拶に駆けつけるという一幕もありました。



これまで 一年おきくらいに、受賞の際のスピーチを役者さんと練習する機会があったのですが、今回は初めて役者でなく、監督のスピーチのお手伝いをしました。3回目こそは獲ってほしいと思っていたところでしたが、本当に受賞なさった時は思わず飛び上がりました! 
そして滝田監督が無事にスピーチを終えた時、さらに飛び上がりました!
役者さんも滝田監督くらい、英語でスピーチできる度胸があるといいなと思います。翌日またお会いした時、オスカー像を持っていらしたのですが、監督は色々な方から祝福されていました。

この数年間で、オスカーの世界が目の前にぐっと近づいてきました。
今まで一緒にお仕事をしたスタッフの方の中でも何人かがオスカーを受賞されています。セットデザインのジョン・マイアー氏、衣装のナイラ・ディキンスン氏、撮影監督のディオン・ビービ氏などです。
ディオンのオスカー像を実際に手に持ちましたが、立派で、重かったです。
毎年この「ショー」はとにかく目一杯楽しめるので、全米で一番観たい、素敵なイベントとなっています。やはり最後まで結果を知らないでいて、本当にフェアな投票で選ばれるということは素晴らしいと思います。今年は特にオスカーショーの内容の組み立て方や、MCのHugh Jackmanなどが大変好評でした。
確かに昨年よりもスムーズで、テンポもよく、本当に楽しく観られるショーでした。
そして何よりも、当たり前かもしれませんが、受賞した人に心から祝福できるというのは気持ちのいいものです。日本では、何となく人の幸せをひがむ傾向があるように思えるのが残念ですが、今回ばかりは、みんなが誇りに思っているはずです!

滝田さん万歳! 
次は監督の国際映画のお手伝いをできる日が来るのを大変楽しみにしています。
今度は日本からどなたが獲ることになるのでしょう?
スピーチを作る時には是非声をかけて下さいね!


*オーディション・キャスティング・演技指導のUPS Academy
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