2009年02月24日

From NEW YORK(ニューヨークより)

ECOMOMIC DEPRESSION(経済不況)はあまり感じなかったNEW YORK!

NYに最初に行ったのは5歳の時でした。その次は19歳の時でしたが、今のNYとは大違いでした。麻薬はどこにでもあって、犯罪も多く、本当にNYは怖い、汚い都市でした。ドアには3種類の鍵をかけていたほどです。その後は何回も行っていますが、今回久しぶりに動き回って、NYを肌で感じ、びっくりしました。
NYと恋に落ちたようです。ごっつくて、生き生きとして、ダイナミックな、またクリエーティブな、本当に格好いい都市になったと強く感じました。

40年が経って、以前住んでいたアパートは奇麗に変身はしていましたが、年輪と思い出を感じさせるように、まだしっかりと建っていました。他の地域では、肉屋の工場や洋服屋などがあった所がおしゃれなお店になっていたり、素敵なロフトのアパートになったりしていました。Once upon a time in America のような味がありながら、レストラン、洋服屋などは改造され、古い建物が現代のアートを引き立てるような、楽しい環境になっていました。食べ物も東京が一番だと思っていましたが、今回食事をしたレストランの中には東京を抜いているところもありました! また雰囲気も最高でした!

Sam Mendes が shakespeare の WINTER'S TALE(シェークスピア作「冬物語」)を演出していましたが、それはここ数年に観た芝居の中で一番素晴らしいものでした。演技、照明、セット、その品の良さと繊細さ――
最初から引き込まれて、一寸も私達の興味を逸らさない、見事な演出でした。訓練をしっかり積んだ役者の演技――  一瞬一瞬、生きていて、感情も信じられて、優しさ、楽しさ、ユーモアがあり、最後には本当に泣いて感動できる、驚きの最後の瞬間までパワフルでした。求めるアートの基準を思い出させてくれました。

NYが全体的にどうして以前と違うように感じられ、NYを愛したのかなと考えたのですが、やはり9・11の後、皆の心がひとつになって、少し優しく、少し明るくなったからではないかと思います。以前は自分のことしか考えられないような環境でしたが、あの事件で死と直面して、どこか謙虚になり、生きること、互いに助け合わなければいけないことを経験し、生き方に大きな影響があったと感じます。

そうは言いつつも、地下鉄に乗ると、ああ、やっぱりNYに戻ってきたんだなと感じます。――― 一人の中年の女性が隣の男性に突然怒鳴りだして、“すみませんって一回しか言わないからね。なんだと思っているの・・・you f… bastard!”と大声で言い、言われた男性は情けなくも我慢していました。その反対側ではホームレスが色々な服を詰め込んだ黒い大きなゴミ袋を抱えながら、サンドイッチを食べていました。その一連の座席を占領してしまっている様子でした。そして、若い男性が良い声で “Ladies and Gentlemen,” と言いながら歩き回っていましたが、結局はお金の要求でした。
“Can you spare a penny, a dime…anything you have…I do appreciate it, ladies and gentlemen…” などなど――― 
それでもやはり、本当に安全になりました。

機会がありましたら、変身した、生き生きとしたNYに是非行ってみてください! 
もちろんNYまで行かなくても、東京での毎日の生活をどうしたらもっと勢いよく生きていけるのかを必死に考え、いまあるものを大事に、またゼロからクリエーティブに何かを生み出せるように、考えていきたいですね。


*オーディション・キャスティング・演技指導のUPS Academy
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